アストロズのダスティ・ベーカー監督(73)がポストシーズンで2度目のノーヒットノーランに立ち会う、珍しい巡り合わせとなった。
メジャーリーグの長い歴史の中でもポストシーズンでノーヒットノーランが達成されたのはこれで3度目。1度目は1958年10月8日、ヤンキースのドン・ラーセンがドジャースとのワールドシリーズ第5戦で達成した完全試合。2010年10月6日、フィリーズのロイ・ハラデーがレッズでのナ・リーグ地区シリーズ第1戦で達成したノーヒットノーラン。このとき相手チームのレッズを指揮していたのが、ベーカー監督だった。
ポストシーズンでノーノーをくらう側にいた同監督が、今度は達成する側のチームを率いた。投手4人による継投ノーノー。守護神プレスリーが最後の打者を打ち取った瞬間、チームの誰よりも興奮の表情を見せた。
「人生というのは奇妙なものだ。2010年のことをよく覚えている。スコアボードを見たら、ノーヒットのまま7回になっていた。ノーヒットは避けたい、勝たねばならないというのは、なかなかすごい状況だった。3度のうちの2度も経験するとはね」と感慨深げに話した。



