【大翔丸 引退会見全文】両親から伝えられた「でも、その小さい体で、ようやったよ」

元幕内の大翔丸(35=追手風)が名古屋場所千秋楽の7月26日、IGアリーナで引退会見を行いました。

幕内を19場所務め、思い出の一番には新入幕での大砂嵐戦を挙げました。

師匠の追手風親方(元幕内大翔山)同席のもとで行った会見の全文をお届けします。

大相撲




◆大翔丸翔伍(だいしょうまる・しょうご)本名・川畑翔伍。1991年(平3)7月10日生まれ、大阪市出身。小4の時に相撲を始め、明徳義塾中へ相撲留学。金沢学院東高をへて、日大に進学した。幕下15枚目格付け出しで2014年春場所初土俵。15年夏場所新十両、16年春場所新入幕。最高位は東前頭5枚目。175センチ、160キロ。

司会の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)はじめに、師匠追手風よりご挨拶があります。


追手風親方本日は千秋楽のお忙しい中に大翔丸の引退会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

また、大翔丸が現役中は温かい声援、またご協力いただきまして本当にありがとうございました。これからやめて第2の人生行きますので、また応援よろしくお願いします。


田子ノ浦親方続きまして、大翔丸よりご挨拶があります。


大翔丸本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。12年間の現役生活、温かい声援ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。頑張ります。


田子ノ浦親方それでは、代表質問に移ります。どうぞ座ってください。NHK高木アナウンサーより、よろしくお願いします。


―では、代表でいくつか説明させていただきます。現役生活お疲れ様でした。今、引退を決めて、どんなお気持ちですか

大翔丸いや、もう明日から相撲のこと考えなくていいかなと思って、ちょっとほっとしました。

―寂しさというのは

大翔丸いや、寂しさも、もちろんあります。

―今回、引退を決めた理由はなんだったんですか

大翔丸そうですね、もう幕下に落ちたころからやっぱりちょっと少し悩んでいました。それでちょっと4年落ちて4年間たったんですけど、もうどんどん思うように、やっぱり体も動かないし、やっぱ自分の思ってる相撲がもう全く取れなくなったんで、もうやめようと決意しました。

―このタイミングでというのはどういう理由だったんですか

大翔丸いや、タイミングとかはないんですけど、この名古屋場所で、初日から相撲取っていて、またさらにちょっと悪くなったような気もしたんで、もう最後にしようって決めました。

立ち合いで変化する石浦を押し出す大翔丸(右)(2015年11月19日撮影)

立ち合いで変化する石浦を押し出す大翔丸(右)(2015年11月19日撮影)

―12年あまりの現役生活はどういったものでしょうか

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スポーツ

佐々木一郎Ichiro Sasaki

Chiba

1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。