エンゼルス大谷翔平投手(28)が、6月男の本領を発揮し、チームの快勝に貢献した。
マリナーズ戦に「2番DH」で出場し、5打数3安打。第2打席で右前にクリーンヒットを放ち、8戦連続安打をマークした。第3打席と第5打席でも右前に運び、追加点につなげた。今季、6月は打率3割8分1厘、3本塁打、8打点。敵地での首位レンジャーズ4連戦へ弾みをつけた。
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季節は初夏でも、気温20度前後と肌寒い。例年のアナハイムにしてはヒンヤリしていたが、大谷はホットだった。3回無死、カウント1-2と追い込まれながら、右腕ギルバートの外角スプリットを捉えた。技ありの一打で、右前にクリーンヒット。今季最長の8戦連続安打をマークした。6月男の勢いは続き、第3打席は右腕ブラッシュの初球、内角高めスライダーを捉え、右前打でチャンスメーク。第5打席では右腕フレクセンの内角高めカットボールを右前に運び、いずれも追加点につなげた。
外角低めを拾う技術を見せれば、内角高めもさばく。広角に打ち分ける一方で、好球必打が基本の打撃だ。4月は打撃好調でスタートした一方で、ど真ん中のゾーンに限ればミスショットが目立ち、打率は9分1厘だった。サンプル数は少ないが、今月は6割6分7厘。真ん中付近の甘い球に対し、確実性が増している。1試合3安打以上は今季7度目。打率は2割8分7厘まで上がり、再び3割が見えてきた。
6月最初のアストロズ4連戦でチームは1勝3敗と負け越したが、巻き返した。大谷も今回の本拠地6連戦で24打数10安打の打率4割1分7厘、3本塁打、5打点と活躍し、チームの再浮上に貢献した。前カードのカブス3連戦から5勝1敗で、貯金は今季最多タイの5。ネビン監督は「すごくいい1週間だった。相手もとてもいいチーム。特に投手陣は素晴らしい。我々にとっては、自信が増したと思う」と目を細めた。
12日から同地区首位のレンジャーズと敵地で4連戦を迎える。現時点でゲーム差6・5の3位。プレーオフ進出への正念場はまだまだ先だが、前半戦を終えるまでにこれ以上、差を広げられるわけにはいかない。4戦目は中5日で大谷の登板が予定されている。勢いをキープし、首位たたきに臨む。【斎藤庸裕】



