オリオールズが7年ぶりのポストシーズン進出を決め、藤浪晋太郎投手(29)がシャンパンファイトで喜びに浸った。クラブハウスで選手全員がシャンパンのボトルを持って集まり、ハイド監督がまずスピーチで「みんなが誇りだ。これが最初のステップだ。さあ、いくぞ」と音頭をとると、全員が一斉に監督にシャンパンを浴びせた。藤浪も輪の真ん中で、楽しそうに全力でシャンパンかけ。盛り上がる祝勝の場で、笑顔があふれた。
この日の試合では、1点を追う9回に5番手で登板し、あわや失点の場面も女房役ラッチマンに救われた。先頭の3番アロザレーナを高めフォーシームで空振り三振に退けたが、次のローには低め99マイル(約159キロ)のフォーシームを右中間に運ばれ二塁打。3人目パラデスに四球を与え、ローに三盗を許して1死一、三塁のピンチに陥った。次のアランダは一ゴロに打ち取ったが三塁走者がホームに滑り込み、球審の判定はセーフ。だがオリオールズ側がチャレンジし、長いビデオ判定の末にラッチマンの巧みなタッチがわずかに早くアウトに覆った。
藤浪はここで交代し2/3回を1安打無失点、1四球1奪三振。9月に入って7試合連続で無失点を続け、防御率は今季ベストの6・90となった。
試合は延長11回までもつれ、オリオールズがサヨナラ犠飛で勝利。今季93勝56敗とし、2016年以来となるポストシーズン進出を決めた。
ハイド監督は「この試合を勝ててほっとしている。選手たちやコーチ、トレーナー、フロント、みんなを祝いたい。110敗から2年でこの結果は、大きな達成だ」と感無量の表情だった。



