【アーリントン(米テキサス州)15日(日本時間16日)=水次祥子】オールスター初選出のカブス今永昇太投手(30)が初の晴れ舞台への意気込みと、その先に見据える五輪の夢を語った。

16日(同17日)には初めてのメジャーのオールスター戦のマウンドに立つことが濃厚。前日練習では昨年3月のWBC以来、再びチームメートになるドジャース大谷らスーパースターたちと交流し、大舞台デビューに向けて気持ちを高めた。

   ◇   ◇   ◇

侍ジャパンのメンバーとして昨年のWBC決勝で先発して優勝に貢献した今永が、28年に開催されるロサンゼルス五輪への思いを語った。

オールスター前日のメディアデーでは、選手から五輪の話題が多く上がった。ロサンゼルス開催でメジャーリーガーが参加できるかは現状は不透明だが、出場を望む選手の声は多い。国を背負って戦ってきた左腕は「やはり、その国の代表になるっていうのは誰しもが経験できることではないので。そこを経験したい気持ちはありました」と純粋に明かした。ロス五輪出場へ「その時は僕も、おそらく野球界においては若くはない年齢でいると思うので。その時に名前がリストアップしてもらえるようなキャリアを過ごしていくことです」と34歳になる未来を思い描いた。

4年後の未来へ向けた思い。そのためにも目の前の試合に全力で望む。まずはオールスター戦の大舞台。1イニングでリリーフ登板の予定だ。一番対戦したい打者は、やはりメジャー最多の34本塁打を放つヤンキースのジャッジだ。「ゲームの世界のような数字を出しているので。構えを見たときに、投げる場所がないなということは少し感じている。そういうバッターに対してどうすべきかというのを18・44(マウンドからホーム間)の中で感じたいと思います」と話し「抑えにいくというか、普段のシーズンと変わらない配球で投げたいと思うので、すべて投げたい」と闘志を燃やした。

チームには侍ジャパンの同僚だった大谷という強い味方もいる。「彼は本当に世界一の選手になっているので。一緒にプレーすること、そういう選手を間近で見ることが、自分のレベルアップにつながる。僕も負けないようにカメラの数を増やせるように頑張ります」。今永らしいジョークでナ・リーグでの共闘へ意気込んだ。

【MLBオールスター ホームランダービーライブ速報】はこちら>>