野球賭博への関与が疑われ、米大リーグ機構から調査を受けているエマニュエル・クラセ投手(27)とルイス・オルティス投手(26)に対する、懲戒ではない「有給の休職」処分が8月31日(日本時間9月1日)、無期限で延長された。AP通信が伝えた。

リーグと選手会はクラセとオルティスが休職延長に合意したと説明し「調査が完了するまでこれ以上のコメントは控える」と声明を出した。米メディア「ジ・アスレチック」によると、今季中の復帰は事実上なくなったという。

クラセはカットボールを武器に、昨年まで3年連続でア・リーグ最多セーブを記録した、リーグ屈指の救援右腕。今季も24セーブをマークしていた。スポーツ賭博に関する調査を受けるため、7月28日から休職処分を受けていた。

オルティスは今季4勝9敗の先発右腕。6月15日のマリナーズ戦の2回、6月27日のカージナルス戦の3回、いずれも先頭打者に対して大きく外れるボール球を投げた。この2球に対して「初球がボールまたは死球になる」ことに対し、不自然なオッズ変動があったことが、監視会社「IC360」からスポーツ賭博会社、リーグ、州当局へ警告された。

こうした1球の結果に対する個人結果への賭けを「マイクロベット」「プロップベット」と呼ぶが、ガーディアンズが本拠地を置くオハイオ州、ニュージャージー州では八百長の危険から禁止された。