ドジャースのブレーク・トライネン投手(37)が、まさかの大乱調で山本由伸投手(27)の快投を吹き飛ばした。
山本は立ち上がりから快調なピッチング。3回には連続四球からピンチを招いたが、空振り三振と併殺打で難なく切り抜けた。
打線は3回に大谷翔平投手(31)の内野ゴロ、5回にムーキー・ベッツ内野手(32)の適時打で得点。山本は8回まで無安打2四球9奪三振のピッチングを見せた。
日本人史上3人目のノーヒットノーランを目前にした9回は、先頭A・ジャクソンを空振り三振、メヨを中飛。大記録まであとアウト1つに迫ったが、ホリデーにカットボールを右翼席へ運ばれ降板となった。
トライネンはここで登板。ジャクソンに二塁打を浴びると、3連続四死球で1点を失い、タナー・スコット投手(31)にマウンドを譲った。
スコットはリベラに逆転サヨナラの適時打を浴び、チームは最悪の形で5連敗。トライネンに黒星が付いた。今季は23試合に登板して1勝3敗、防御率4・26。
【トライネンの地元放送局での一問一答】
-今日のピッチングは何が欠けていたか
「明らかに制球だ。言葉が見つからないよ。プロとして最低限のストライクを投げることができなかった。そして、ヤマのキャリアでも最高のピッチングを台無しにしてしまった。彼はもっと報われるべきだった。タナーにも苦しい場面で登板させてしまった。ストライクを投げなければいけない場面だった。良い球を投げていたけど、メジャーのバッターは走者を進める方法を見つけるから。いまはどん底だ。チームも苦しい。自分がもっと良くならないといけない」
-ノーヒットノーランでの準備は難しく、マウンドに上がった時の気持ちも違うのか
「(アスレチックス時代の)18年にも同じ経験がある。ショーン・マナイアの時だ。だからある程度は理解していたが、言い訳にはならない。ストライクを投げるべきだった」
-どう修正しようとしたのか
「ストライクゾーンを広く使い、打ってみろという気持ちだった。最初の打者に打たれてから、打たせて取ろうとした。でも四死球で走者が二塁へ行ってしまった。次のピッチャーにプレッシャーをかけてしまった。アウト1つを取る仕事すらできなかった」



