ナ・リーグ地区シリーズ「カブス-ブルワーズ」の決着は第5戦へ-。「4番右翼」で第4戦に出場したカブス鈴木誠也外野手(31)は、5打数1安打と3戦連続安打。チームは快勝で対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。
三塁線への内野安打1本とはいえ、集中力は研ぎ澄まされていた。相手投手陣に全5打席で29球を投げさせた。「どんどん球数を投げさせて中継ぎを出して、というのも大切。簡単には終わらないというか、そういう意識で打席には立っています」。今季リーグ最多勝の先発右腕ペラルタが4回で降板。終盤、ブルワーズ救援陣からダメ押し点を奪ったのも、打線が「点」ではなく「線」となった効果だ。
11日(同12日)の第5戦は再び敵地が舞台に。「お互い、緊張感がある中で試合をしている。冷静になりながらやるのは大切。いい形で2戦取れたので、相手のホームに行きますけど、このままの勢いで行けたら」。2連敗の崖っぷちから2連勝で潮目は変わった。
3月の日本開幕戦でぶつかったドジャースが、ひと足先に勝ち進んだ。今シリーズを突破すれば、再対決が実現する。「先のことを考える余裕もないですし、別に相手がドジャースだろうが、どこが来ようがやることは変わらない」。最終決戦を控えても、気負いはなかった。(シカゴ=四竈衛)
▽カブス・カウンセル監督 今日望んでいたのは(第5戦へ向けて)荷造りをすることだった。我々は木曜日(2日=パドレスとのワイルドカードシリーズ第3戦)にも同じような試合をした。我々は2つの激闘をものにした。あとは楽しんでシリーズを終わらせるだけだ。



