ドジャースがまさかの中ゴロ併殺に倒れた。両チーム無得点の4回、1死満塁のビッグチャンスが到来。マックス・マンシー内野手(35)が捉えた打球は、中堅後方への大飛球となった。この打球に対し、ジャンピングキャッチを試みた中堅手フリリックが、打球をファンブル。ボールはフェンスに当たり、この時点でフェアとなった。

三走のT・ヘルナンデスは、スタートをためらい遅れて本塁へダッシュ。ブルワーズは鮮やかな中継プレーで、本塁をフォースアウト。さらに、スタートしていなかった二走スミスを、三塁でフォースアウトにした。

これで、まさか中ゴロ併殺が成立。タッチアップのルールでは、野手が一度ボールに触れた時点でスタートが可能となる。今回はフリリックのはじいた打球がフェンスに当たりフェアとなったが、走者はフリリックが打球に触れた時点でスタートを切ることができた。珍しいプレーに、タッチアップのルールにおける盲点が明らかとなった。

▼ブルワーズが4回1死満塁で「中堅ゴロ」の珍併殺を記録。ポストシーズンで中-遊-捕とつないでの併殺は初めて。打者マンシーの打球は飛距離404フィート(約123メートル)で、15年の計測開始後、併殺となった打球では史上2番目に大きい。ドジャースタジアムなど9球場では本塁打となる当たりだった。

▽ドジャース・ロバーツ監督「テオ(三塁走者T・ヘルナンデス)もルールは知っていた。グラブに当たった時点でタッチアップできるが、頭が真っ白になったんだと思う。戻ったのはミスだ。でも彼は(ミスを)認めていた」▽ドジャース・スミス(二塁走者)「ボールがフェンスに当たったのは見えていなかった。彼(中堅フリリック)がちょっと手を引いて捕球したと思った」

▽ブルワーズ・コントレラス(捕手として本塁で封殺し、三塁まで歩いて併殺完成)「本塁からは、とてもよく見えていた。フェンスに当たった瞬間、プレーが続くと分かった。みんな大きな仕事をした」

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