ブルージェイズがア・リーグ優勝決定シリーズで3勝3敗のタイに持ち込み、逆王手をかけた。2回無死一、二塁、7番バージャーが先制右前打。3回には右翼へ2ランを放ち、突き放した。「ポストシーズンは勝たなければならない。どんな形であれ勝利に貢献できれば、すごくうれしい。子供のころから夢見ていた瞬間だからね」と喜んだ。
25歳のバージャーはシアトルのあるワシントン州出身で、マリナーズ・イチローの大ファンだった。元々は右打ちだったが「イチローみたいに打ちたくて」左打ちを始めた。大きく左足を上げるのは、まねをした名残だ。このシリーズはシアトルで行われた第3戦から4試合連続安打で、くしくも大好きだったマ軍を苦しめている。チームは93年以来のワールドシリーズへ残り1勝。「やるかやられるか。明日も今日と同じく勝つだけ」。今は身も心もトロントにささげている。
▼ア・リーグ優勝決定シリーズは3勝3敗で第7戦に突入。一方、ナ・リーグはドジャースが4連勝でワールドシリーズ(WS)出場を決めている。同じケースは88、06、07、12年に次いで5度目。過去4度は、いずれも第7戦まで突入したリーグが勝利している。ドジャースにとっては不利なデータだが、88年はド軍がWSに優勝している。



