昨季までDeNAに所属したホワイトソックスのアンソニー・ケイ投手(31)が、今季からメジャーに復帰し、先発ローテで7勝(5敗)をマークする。150キロ後半の速球とともに、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップなど変化球を有効に交えながら、バットの芯を外し、凡打の山を築く「日本スタイル」で活躍する。
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緩急の有効性を実感したあの日の登板が、ケイの投球の幅を広げた。DeNA時代の24年10月16日の巨人とのCSファイナルステージ第1戦。先発したケイは6回を1安打無失点6奪三振の好投で、チームを勝利に導いた。
シーズンでは一度もなかった戸柱とバッテリーを組み、右打者には内外角にカットボールを効果的に使い分けた配球で幻惑。左打者には外角へのスライダーが有効で、丸には3打席ともに勝負球に使って、無安打に封じた。
150キロ後半の速球を軸にしたパワーピッチングが持ち味で、状態が良ければ打者をねじ伏せる一方、力任せになって、制球を乱す場面もみられた。戸柱はケイの性格、投球を冷静に分析。変化球を有効に使った新スタイルで抑えた。
6月12日(日本時間13日)のドジャース戦で、ケイは強力打線を相手に5回4安打2失点で白星を挙げた。カットボール、スライダー、ツーシームなどを駆使しながら、フリーマン、ベッツはともに3打数無安打に抑えた。
戸柱は「彼はスーパーピッチャーですから」と称賛しながら「メジャーでも活躍してる姿は、うれしいです」と笑顔で話した。日本人メジャーリーガーが活躍する中、日本で技術を磨いた外国人選手もメジャーで躍動する。【久保賢吾】



