30歳のオールドルーキーが白熱するポストシーズン争いに向け、ギアを上げた。ブルージェイズ岡本和真内野手(30)が20日(日本時間21日)、敵地での地区首位レイズ戦に「5番一塁」で出場し、2試合ぶりの26号ソロを含む5打数2安打1打点と活躍した。
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【解説】ア・リーグの新人王候補には岡本、ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)も上位に名を連ねている。最有力とみられているのがマクゴニグル(タイガース)で、多くの記者が投票の参考にするWAR(最低年俸クラスの選手と比較して何勝を上積みするかという仮想勝利数)が4・7(ファングラフス版)で新人トップ。リーグ全野手でも4位に入る。遊撃手はWARの計算で、守備の貢献度が大きくなる。
WARが1・8の岡本は、26本塁打がリーグ7位で新人ではトップ村上に次ぐ2位、打点74はリーグ新人最多。だが、OPS(出塁率+長打率)が・742と村上、マクゴニグルに劣る点がネックとなる。守備が低評価となる一塁を守りながらWAR3・0の村上は、リーグ4位タイの29本塁打、OPS・893も同4位でマクゴニグルの・808を大きく上回る点が有利。前半のように本塁打王を奪回すれば、新人王も見えてくる。
投手ではWAR4・0で、リーグ防御率3位に入っているメシックが有力候補に挙がる。現時点で新人王の本命はマクゴニグル、対抗が村上、穴にメシック、大穴に岡本という序列だ。【MLB担当=斎藤直樹】
◆大リーグ新人王の年長記録 最高齢はニグロリーグの元スター選手で、1950年に33歳で受賞したサム・ジェスロー外野手(ブレーブス)。ア・リーグ記録は、00年に32歳で受賞した佐々木主浩投手(マリナーズ、日刊スポーツ評論家)。30代での受賞はこの2人だけで、黒人初の大リーガーのジャッキー・ロビンソン(ドジャース)は年長3位タイの28歳で受賞。



