戸塚が効果的に加点し、先発山口禅(3年)の好投もあって、松本南を6-2で振り切った。

試合では思わぬアクシデント。0-0の2回表2死走者なし、戸塚の守備の時に雷鳴がしたため中断。直後から豪雨になって球場全体が水没した。ベンチにも水が流れ込んだため、比較的雨が少なく、第1試合を終えて空いていた同じ神奈川県内の海老名運動公園野球場に移動。3時間39分の中断後に再開した。

山口は「仲間としゃべってリラックスして、再開した後も気持ちを切らさず出来ました」と、5回まで内野安打2本に抑える0封。最速131キロの「ストレートがよかった」と、振り返った。

援護する打線は2回、相手の野選で1点を先制し、8番村松大輔(3年)の適時打、2番長澤勇輝(3年)の2点適時打などで4点を奪った。この日3安打3打点の長澤は「投手が頑張っていたので援護したいと思った。監督から『センター方向を狙え』と言われて、センター方向に飛んでいってくれました」と笑顔を見せた。

吉島良紀監督は「今日は投手が丁寧に投げてくれた」とほめ、6回に山口が制球を乱し、2点を失う要因になったことには「本当はトントンと投げて完投してほしかったが、全国ではそう簡単には行きません」と話した。「2番(長澤)が打ってくれてよかった。そんなに打つ子じゃないんですけど。今日はみんなでき過ぎでしたね」と笑う。日本選手権初戦から、チームが盛り上がってきている。