プロボクシングWBC世界バンタム級王者井上拓真(30=大橋)が25日、東京ドームホテルで2度目防衛戦(27日、トヨタアリーナ東京)に向けた公式会見に出席した。約10カ月ぶりの再戦となる同級1位那須川天心(28=帝拳)との対決を控える。7月23日、東京・新宿区のファン公開で行われたカード発表会見以来となる両者の対面となった。
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王者の風格を漂わせ、井上は緑色のWBCベルトを右肩にかけた。7月23日のカード発表会見以来となる那須川との再会だが、目を合わせなかった。井上は「自信は120%ある」と眼光鋭く言った。興行を生中継するAmazonプライムビデオによる勝敗予想で井上が不利(井上勝利47・8%、那須川勝利52・2%)との結果が出た。井上は「ますますやる気が起きた。見ておけという感じ」と静かに燃えた。
動じることのない井上の言動を受け、所属ジムの大橋秀行会長は「明鏡止水。理想的だよね。黙って挑み、勝って語る」と強調。父真吾トレーナーも「心技体、しっかり色濃いトレーニングができた」と太鼓判を押した。10カ月ぶりの再戦は王者-挑戦者の構図。井上は「完封する。返り討ちしたい」と平常心だった【藤中栄二】

