12月30日に東京・大田区体育館で行われるトリプル世界戦で、5度目の防衛戦を迎えるWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)は、挑戦者で同級8位のサウル・フアレス(27=メキシコ)戦へ向け、KO勝利を約束した。

今回の相手は過去4戦と比べると、かなり格下。会見に出席した拳四朗は印象を聞かれ「初めて見た。相手も知らずに会見に来た。ニックネームがベビーということで、その辺はボクの方がベビー度は勝っているのかな」と余裕のジョークで答えた。

現在3連続KO防衛中で、フアレス戦も「後半まで相手を苦しめて倒すボクシングをしたい。6~8回までに倒したい」と話した。

父でジム会長の寺地永氏は「これまでチャンピオン級と防衛戦を重ねてきて、今回は初めて下位ランカー。抜かりなく、いい試合をして評価が下がらないように年末を締めたい」と引き締めていた。