4月7日に控えるWWE最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)で初めて女子試合がメインイベントになることが発表された。ロウ女子王者ロンダ・ラウジー、ベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーの3WAY形式の同王座戦で、大会前のメインカード発表も異例となる。

この日はラウジー、リンチ、フレアーが試合勝利タイムを競うビート・ザ・クロック・チャレンジに出場。サラ・ローガンと対戦したラウジーは1分25秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。ルビー・ライオットと対戦したフレアーは1分25秒、フィギュアエイト(8の字固め)でギブアップ勝ちしたものの、ラウジーの勝利タイムに負けた。

イラついたフレアーに試合前にビッグブーツで蹴り飛ばされたリンチはダメージを負いながらもリブ・モーガンの隙を突き、1分18秒、ジャックナイフホールドで丸め込んで3カウントを奪った。リンチが王者ラウジーを7秒上回る最速勝利を挙げて前哨戦を制し、祭典に向けてはずみをつけた。