ヒール転向した「黒い」紫雷イオが、NXT女子王座挑戦権を逃した。ミヤ・イム、ビアンカ・ブレア、キャンディス・レラエとの4WAY形式のNXT女子王座挑戦者決定戦に出場したものの、因縁の続くレラエに奪われてしまった。

ゴングと同時に、紫雷は泥沼の抗争を展開する元盟友レラエと殴り合いを展開。イムに619、ブレアにスプリングボード式ドロップキックを決めて勢いづいた。さらにコーナートップから場外への月面水爆でレラエとブレアを追い込んだ。

4人が入り乱れる激しい攻防の中、紫雷がレラエを串刺しダブル・ニーからの月面水爆を狙ったが、イムに妨害された。するとレラエがイムを捕獲し、リバース・ハリケーン・ラナからスプリングボード式月面水爆を成功させ、あっという間に3カウントを奪取。紫雷は、あと1歩のところでレラエに王座挑戦権を持っていかれた。