4団体統一王者デビン・ヘイニー(24=米国)と挑戦者となる元3団体統一同級王者ワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)が対戦。12回を戦い3-0の判定でヘイニーが勝利を収め7度目の防衛に成功した。
4団体統一ライト級タイトルマッチ
| ヘイニー | ○ | 判定3-0 | × | ロマチェンコ |
◆試合経過
1ラウンド
体格で勝るヘイニーがジャブを突いてじわじわと前に出る。1分すぎにロマチェンコがワンツーが決まる。ヘイニーは左ジャブを突いて様子を見る。終盤にロマチェンコがコーナーにつめて連打も有効打はなし。
【日刊採点】10-9ヘイニー
2ラウンド
ヘイニーが左ジャブを突いてロマチェンコを追う。右ボディーブローも決まる。ロマチェンコはなかなか中に入っていけない。中盤にロマチェンコが細かい連打を繰り出すも効果は薄い。ヘイニーの右ショートパンチがやや有効か。
【日刊採点】10-9ヘイニー
3ラウンド
1分すぎまでともに有効打なし。中盤にロマチェンコが軽い左パンチがヒット。ロマチェンコが終始前に出る。ヘイニーは左ジャブをつき、右ボディーアッパーを決める。2分20秒すぎにお互い1発ずつ有効打を決める。お互いペースの奪い合いの微妙なラウンドが続く。
【日刊採点】10-9ヘイニー
4ラウンド
開始早々、ヘイニーのボディーブローが再三ヒット。ロマチェンコもプレッシャーをかけるが有効打には及ばない。2分すぎにヘイニーの右とロマチェンコの左が相打ちに。終盤もヘイニーのボディーブローがヒット。ロマチェンコは手数少ない。
【日刊採点】10-9ヘイニー
5ラウンド
開始からヘイニーのワンツーがヒット。右ボディーブローも再三ヒット。ロマチェンコのパンチは空を切る。1分すぎにロマチェンコの左ストレートがヒット。ヘイニーは右ボディーブローを返す。2分すぎにロマチェンコが連打。依然として互角の展開が続く。
【日刊採点】10-9ヘイニー
6ラウンド
ヘイニーがじわじわ前進してボディーにパンチをたたきつける。1分半すぎにロマチェンコの高速回転の左の連打が決まる。その後、左ストレートもヒット。2分すぎにヘイニーが右ボディーブローと左アッパーがヒット。
【日刊採点】10-9ロマチェンコ
7ラウンド
30秒すぎにロマチェコの軽い左ストレートが2発ヒット。1分半すぎにヘイニーが右ボディーブローが決める。2分すぎにロマチェンコは連打で前に出るがクリーンヒットはなし。逆にヘイニーの左フックが有効。
【日刊採点】10-9ヘイニー
8ラウンド
ロマチェンコの右ジャブから左ストレートがヒット。50秒すぎにヘイニーの右ボディーブローがクリーンヒット。ロマチェンコは前に出て距離を詰めるが、ヘイニーは左ジャブから右ボディーを決める。ロマチェコのジャブがカウンター気味にヒット、さらに左ストレートも決まる。ヘイニーが右ボディーブローを返す。会場からロマ、ロマとロマチェンココール起こる。お互いクリーンヒットなし。
【日刊採点】10-9ロマチェンコ
9ラウンド
ヘイニーの左フックがオープニングヒット。最初の1分半は両者手数が少ない。ロマチェンコが左ストレートでヘイニーをロープに追い込んで連打。2分すぎにロマチェンコの左が再びヒット。ヘイニーはやや手数が減る。
【日刊採点】10-9ロマチェンコ
10ラウンド
ヘイニーが左ジャブでプレッシャーをかける。1分すぎにロマチェンコが連打から右アッパーを決める。ヘイニーの反撃はしっかりガード。2分すぎにヘイニーの右ボディーアッパは入ると、ロマチェンコの動きが止まる。
【日刊採点】10-9ロマチェンコ
11ラウンド
開始からロマチェンコがじわじわと前に出る。ロマチェンコの左ストレートから右が決まる。1分すぎにロマチェンコの右でヘイニーのあごが上がる。ロマチェンコの右ジャブ、左ストレートがヘイニーの顔面をとらえ、ボディーブローも効果的。残り1分はロマチェンコの手数が減る。
【日刊採点】10-9ロマチェンコ
12ラウンド
ヘイニーが右ボディー、ロマチェコが左ストレートで打ち合う。1分すぎにロマチェンコが左ストレートから連打。ヘイニーも右フックを返す。中盤は打ち合いも両者ゆずらず。2分すぎにヘイニーの右ボディーブローがヒット。ロマチェンコは前に出て連打。試合終了のゴングが鳴ると両者ともガッツポーズで勝利をアピール。どちらが勝ったか分からないようなヤマ場のない採点の難しい試合になったが、116-112、115-113、115-113の3-0の判定でヘイニーが勝利を収めて、7度目の防衛に成功した。
【日刊採点】10-9ロマチェンコ
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■19年にWBC世界ライト級は正王者がロマチェンコ、暫定王者がヘイニーだった。当時からヘイニーが対戦を希望していた「因縁」もあった。29連勝(15KO)無敗で、ユリキオス・ガンボア(キューバ)、ホルヘ・リナレス(帝拳)、ジョセフ・ディアスと王者経験者たちを下し、昨年6月にジョージ・カンボソス(オーストラリア)との2連戦でも連勝。4団体統一王者としてライト級で最強を証明してきた自負があるのだろう。
一方のロマチェンコは母国がロシアの侵攻に見舞われ、自国防衛軍に入隊。昨年6月、当時の3団体統一同級王者カンボソスとの再戦が中止となった。王座返り咲きのチャンスを1度逃し、ようやくたどり着いた王座返り咲きのチャンスとなる。











