総合格闘技女子の「DEEP JEWELS 42」(10日、東京・ニューピアホール)にSAI-GYM所属の新潟県在住2選手が出場する。ミクロ級(5分×2回)で2連勝中の、ちびさいKYOKA(26)は3連勝を懸けて上瀬あかり(毛利道場)と対戦。プロデビュー2戦目のフライ級・鈴木“BOSS”遥(28)は奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)戦で初勝利に挑む。
◇ ◇ ◇
「試合が楽しみ」とちびさいKYOKAに不安はない。総合格闘技公式戦は2月のこゆき(京都政拳会)戦で1本勝ちして以来。約7カ月のブランクがあるが、その間、柔術の試合に出て2連勝と寝技の強化を図った。相手の上瀬はレスリング経験者。打撃だけでなく寝技も強い。ただ身長は145センチと146センチの自分とほぼ同じ。「リーチも同じくらい。パンチは当たると思う」と磨いた寝技だけでなく、得意の打撃戦に自信をみせる。
デビュー3年目で、今も週6日の練習を続ける。上瀬に勝てば通算成績は3勝3敗になる。「DEEPでタイトルを取る」という目標達成のためにも落とせない一戦と自覚している。
一方、鈴木にとってプロ2戦目は復帰戦でもある。デビュー戦、2月のMANA(blooM)戦でアームロックで1本負けした際に左上腕を骨折したが「もう大丈夫」と完治。普段は理学療法士としてクリニックに勤務するだけにリハビリメニューも自分で考えた。「ここが痛いからここを鍛えようとか。筋トレに徹した」。当初は完治予定は8月も、5月には医者から許可が出る驚異的な早さで回復。治療中は他選手の動画を繰り返し見てきた。相手の奥富にはアマ時代に判定負けしている。「寝技では勝てない」と強さは分かっている。「常に立って戦うように」と研究の成果を生かす。
◆ちびさいKYOKA(本名・皆川杏佳=みながわ・きょうか)1997年(平9)7月1日生まれ、新潟・燕市出身。吉田中卒業前にSAI-GYMに入門し、西川竹園高でもジム通いを続けた。21年6月「DEEP JEWELS」の古林礼名戦でデビューし判定負け。22年9月ジャカ季美香戦で判定勝ちしプロ初勝利。146センチ。
◆鈴木“BOSS”遥(本名・鈴木遥=すずき・はるか)1995年(平7)1月12日生まれ、新潟・三条市出身。長岡大手高ではハンドボール部で2、3年時に全国高校総体に出場。新潟医療福祉大でもハンドボール部に所属し、ゲーム主将を務めた。20年11月にSAI-GYMに入門。DEEP JEWELSのアマチュア戦2勝2敗。164センチ。

