プロボクシング日本バンタム級王者の増田陸(27=帝拳)が世界ランカー対決で“神の左の継承者”を証明する。WBA世界同級11位ミシェル・バンケス(34=ベネズエラ)とのノンタイトル10回戦(8日、東京・有明コロシアム)を2日後に控えた6日、東京・後楽園ホールで会見に臨み「増田陸の真価が問われる試合をする」と抱負を語った。
“神の左”は帝拳ジムの先輩で元WBC世界バンタム級王者の山中慎介の異名でもある。サウスポースタイルから繰り出す破壊力満点の左ストレートを武器に12連続防衛を果たすなど13度の世界戦で9KOをマークした。同じサウスポーで左に一撃必倒の威力を秘める増田も7勝はすべてKO勝利(1敗)。「持ち味は左のストレート。パンチ力に自信がある。偉大な先輩の山中慎介チャンピオンの異名を継承されるということは期待されているということ」と本人も“継承者”として意識している。
バンケスは23勝(15KO)5敗の戦績で、世界トップクラスの対戦実績も豊富。5月に4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥に挑戦してダウンを奪ったラモン・カルディナス(米国)とも拳を交えた(判定負け)実績もある実力者。「しっかり日の丸を背負って、6月8日、思い切りボクシングをする」。増田は“神の左”で世界への扉を開く決意だ。

