ボクシングの日本スーパーバンタム級13位辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)が、半年ぶりとなる再起戦の準備を整えた。フィリピン同級12位アリエル・アンティマロ(22)とのノンタイトル8回戦(エディオンアリーナ大阪第2)を前に6日、大阪市内で前日計量に臨んだ。辰吉はリミット55・3キロから300グラムアンダーの55・0キロで、アンティマロは500グラムアンダーの54・8キロでともに一発クリアした。

辰吉は、妻優さんがつくった参鶏湯(サムゲタン)を口にして「減量はめっちゃうまくいきました。もちろんKOでしっかり倒します」と意気込んだ。

辰吉は昨年12月に、サウスポーの東洋太平洋同級王者中嶋一輝に挑戦したが、2回TKO負けでプロ初黒星を喫した。再起に当たって、中嶋への将来的なリベンジも視野に入れて、再起戦に左の選手を希望した。吉井会長は「ジムとしては試合運びをしっかりみたい。自分から相手を動かしてペースをとる。そこがメインに課題になる」とした。

試合会場には、元世界王者の父丈一郎らも応援に駆けつける予定だ。中嶋に負けた後に、丈一郎からは「サウスポー下手くそや」と言われて「誰がいうてんねん」と返したという。

寿以輝は「サウスポーは苦手じゃないというところを見せたい。ディフェンスも意識しています」と口にした。【益田一弘】