東十両9枚目の白熊(26=二所ノ関)は、敗れて傷心の中、茨城・阿見町の部屋へ電車で帰った。全勝の好調の荒篤山に、突き倒しで敗れて2勝2敗。「完敗です」と、素直に認めつつ「今日は、これから電車で帰ります。昨日までは車でだったんですけど、今日は電車なんです」と明かした。

相撲内容を反省して変えたわけではなく、もともとこの日は、迎えの車が手配されておらず、電車で帰途に就く予定だった。ただ、勝って意気揚々と部屋に向かうわけではないだけに、せめて約1時間の車中は、静かに心を落ち着かせる時間がほしい様子。「この時間なら、まだ混んでないですよね?」と、帰宅ラッシュという、全くタイプの異なる相手との“対戦”を警戒し、午後3時30分過ぎに足早に両国国技館を後にしていた。

ちなみに、直後に同じ東の支度部屋を出た、白熊とは新潟・能生中、海洋高、日体大で同級生だった十両嘉陽は「徒歩で帰ります」と、国技館を出ると、部屋まで徒歩2~3分程度で着く中村部屋だけに、この日は敗れていたが足取りは軽かった。

【大相撲秋場所全取組結果】はこちら>>