幕内後半の審判長を務めた九重審判部副部長(元大関千代大海)が、横綱大の里(26=二所ノ関)の相撲に感心した。

大の里は熱海富士に立ち合いでやや当たり負けたが、得意の右を差し、落ち着いて下手出し投げ。下がりながらも、危なげなかった。

九重親方は「(大の里は)余裕があった。すごい落ち着いている感覚でした。あえて受け流す感じ。熱海富士を押し込むような当たりができないなら、受け流すように下手を探って、うまい相撲を取った。熱海富士のさばき方、みたいな。ああいうのも横綱は研究している。力だけの勝負でなく、相手に合わせた相撲を取った」と称賛した。

これで大の里は1敗を守り、早ければ13日目に6度目の優勝が決まる。

九重親方は「序盤はバタバタしたが、ここまで来たら『今場所はオレだ』とエンジンがかかるでしょう」と予測した。

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