ルートインBCリーグ滋賀 投手における今季のテーマは先発陣の補強だ。成本年秀監督(51)はこう話す。「今年は防御率を3点台に持っていきたい。そのためには、しっかりローテーションを守って勝ちにつなげられる先発投手ができるだけ必要。先発したら6~7イニングは投げてほしい」。

ローテの2本柱は、ともに地元滋賀出身の大村涼兼(24)と高橋虹貴(22)。2年目の大村は身長189センチ、角度を生かしたまっすぐを得意とする大型左腕。高橋は最速148キロ右腕で、滋賀の湖南ベースボールクラブから入団したルーキーだ。他にも沖縄の社会人野球エナジックから入団、再びのNPB入りを目指す高良一輝(25)や、昨季リリーフで活躍し、今季は先発も視野に入っているタバーレス(25)ら、ローテ入り候補の飛躍も期待される。

リリーフ候補の間庭周人(19)はサイドスローで140キロを超えるキレのある球を投げる。セットアッパーとして試合後半での登板が濃厚だ。

BCL加盟4年目。「1年1年、チーム作りを進めている状況。今年はもっと力をつけて、地元のファンの方に勝てるゲームを見せたい」と成本監督。勝利で滋賀を活気づける。

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