青春の夢と憧れ甲子園実行委員会(川島敏男会長)が主催する「夏のオンライン甲子園大会2021」が8月28日、書類選考を通過した狭山清陵(埼玉)など7校で争われ、初出場の中京大中京(愛知)女子軟式野球部が優勝した。

大会は3分間の学校紹介と10分間のプレゼンテーションで自校を熱くアピール。先陣を切った狭山清陵から札幌日大(北海道)まで、4時間を超える“舌戦”が繰り広げられた。

優勝した中京大中京・紀美帆さん(3年)は「全国大会が中止となりがっかりしたけれど、オンライン甲子園でもう1度チャンスをもらった。優勝できてうれしい」と話した。土井和也監督と徹夜でサポートしてくれた髙橋陽子さんへは「高校生活最高の締めくくりができました。ありがとうございます」と感謝を伝えた。同校には後日、新調された優勝旗が贈られる。

準優勝は富士宮東、3位には掛川西(ともに静岡)。また、世界平和貢献賞に開智未来(埼玉)、希望大賞に札幌日大、感動大賞に狭山清陵、グローバル共感大賞に横浜翠陵(神奈川)が受賞した。この大会後、富士宮東と掛川西は11日に行われた秋季県大会2回戦で対戦し、掛川西が3-0で勝利し雪辱を果たした。

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