東京・立川市の立飛麦酒醸造所(立飛ブルワリー)が製造するビール2種が、国内最大級のクラフトビールコンクール「ジャパン・グレートビア・アワーズ2022」で、銀賞と銅賞を受賞した。立飛ブルワリーは昨年12月にオープンしたばかり。今回の快挙に地元でも話題となっている。

銀賞は「TACHIHI GOLDEN ALE」(立飛ゴールデンエール)で、銅賞はTACHIHI DUNKEL(立飛デュンケル)。どちらも季節限定商品となっている。立飛ゴールデンエールはコクとホップの香りが立ち、きれいな黄金色。口当たりが良く、ビールが苦手な人でも飲みやすい。立飛デュンケルはドイツ・ミュンヘン発祥の伝統的なビアスタイル。色合いはダーク・ブラウンで麦の甘味とホップの苦味のバランスが良く、モルトのフレーバーが効いている。

醸造長の清水秀晃さんは今回の受賞に「素直にうれしいです」と喜びを語った。「後日、審査員の方々からの評価がフィードバックされるんです。それを基に新しいビール造りに励むことができるので楽しみです」と清水さん。早くも次回作に向けての創作意欲を示していた。

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