ホッケー男子日本代表「サムライジャパン」は、5月23日~6月1日までジャカルタで開催される第11回アジアカップに挑む。

2020東京五輪を終えて、パリ五輪に向けて指導陣も選手も刷新。新キャプテンに就任した田中世蓮(29=岐阜朝日クラブ)は「まず、決勝に進むことを目標にしたい。昨年12月のアジアチャンピオンズトロフィーも、決勝で韓国に敗れました。あの悔しい思いを忘れずに、優勝を視野に入れ、インドや韓国に勝ちたい」と意気込みを語った。

キャプテン就任については「すごいプレッシャーはあって。キャプテンとして、みんなの手本になるような。そういうキャプテンになりたい」と言う。

4月11日から22日まで、岐阜で行われた日本代表合宿には、天理大1年、18歳の黒田紀彰らフレッシュなメンバーも加わった。監督もアイクマン前監督から高橋章氏に代わり、チームは生まれ変わった。アイクマン氏から「彼を武将にたとえるなら、源頼朝です。なぜなら、彼はサムライとしての組織をしっかり支えていけるリーダーシップを持っているから」と言われた田中が、きっと盤石な幕府に仕上げるはずだ。

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