女子野球のシーズンが11月下旬に終了し、関東連盟西東京支部のWEST TOKYO武蔵なでしこが、リトルシニアガールズチャンピオンシップ、ヴィーナスリーグ(関東)、栃木市杯栃木さくらカップを制して3冠を達成。11月26日にヴィーナスリーグ年間1位の表彰を受けた。(写真はチーム提供)

【創部2年目快挙 遠山主将「勝ち進むにつれチームにまとまり」】

武蔵なでしこが創部2年目で快挙を達成した。チームが波に乗ったのは、7月に行われたリトルシニアの全国大会「ガールズチャンピオンシップ」。関西レディースの6連覇を阻んで初優勝した。

10月に行われた「栃木市杯栃木さくらカップ」では、他団体を含む全国大会で決勝に進出。エイジェックユースに6-5で競り勝って優勝した。5月から11月まで続いた関東女子硬式野球連盟のヴィーナスリーグ(中学の部)では他団体を含む関東12チームの総当たり戦で9勝2敗とし、初優勝を飾った。小泉隆幸チーム代表は「ガールズチャンピオンシップでは昨年、下級生で初出場して3位と経験は積んでいたので、日本一を狙っていました。将来進むべき道を示してくれたような自信を、チームに与えてくれた」と振り返った。

2期生の遠山彩夏主将は「最初は緊張と責任感で自分のプレーどころではありませんでしたが、勝ち進むにつれてチームがまとまるのを感じました。3つの優勝をとることが出来て、高校での女子野球の自信につながりました」と話した。

選手は西東京支部のチームに所属する30人で、中心となったのが3年生10人。通常は各チームで練習しているが、各チームのグラウンドを借りて全体練習も行っている。指導は4人で行い、女子の指導者もいる。

今季の躍進について、チームを率いた安木義貴監督は「ガールズチャンピオンシップの初優勝が自信になったことは明らかでした。その後の試合では選手たちも投手陣を信頼して守り、打撃につなげて優位に進め、数々の試合を先行逃げ切りで勝利しました。今後は次世代につなぐ選手の獲得と育成がカギになると思います」と評するとともに、課題も見据えていた。