世田谷西が中本牧を9―2の5回コールドで破り優勝した。3位決定戦は取手が延長9回、11―6で武蔵府中を破った。

▶決勝

世田谷西10350=9

中本牧 00020=2

【世】福田―鐘ケ江【中】並木、立花、北村―手塚、島村 [本] 原(世) [二] 内栫、元木(世)、立花(中)

閉会式を終えた中本牧ベンチが慌ただしい。村上林吉監督が指図すると、選手がグラブを持って、内外野でノックを受け始めた。練習のため大会後の同球場を借りていた荒川と、急きょ練習試合を行うためだった。

コールド負けのショックをはね返すには練習しかなかった。門間一颯主将は「セタニシにのみ込まれました。練習不足なんですよ」と表情を引き締めた。打ち込まれた立花虎之介は「三振とってやろうと思って、力んでしまいました」と反省する表情に暗さはなかった。

連覇を狙った全国選抜は3回戦で敗退。ジャイアンツカップと合わせて全国2冠の先輩と自分たちの違いを実感すると、練習に力が入った。立花は「今大会で決勝まで来たのも自信にもなりました。苦しい試合も多くて、勝ち抜きましたから」。夏の関東連覇を狙えるのも彼らだけだ。