昨年の今頃、政界引退を決意し、発表した。それから1年、生活は激変。40年近い政治中心の日々から離れた自分に何が出来るかと思い悩む暇もなく、ありがたいことに各方面からお声がけをいただき、忙しい日々を送っている。

この1年でテレビ出演は94回。最多はBS日テレ「深層NEWS」の15回出演。政治関連番組のみならず、日本テレビの「しゃべくり007」などをはじめ、数多くのバラエティー番組にも楽しく出演させてもらった。ラジオはニッポン放送の「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」をはじめ、大阪や福岡など地方も含めて43回。Webメディアは「NoBorder」をはじめ46回。雑誌関連のインタビューは13本。月刊「正論」では昨年の10月号で自公連立政権の終焉(しゅうえん)に誰よりも早く言及した。以来、毎月寄稿し、来月で10本目。来月号には小泉進次郎防衛大臣との対談が掲載される予定だ。

ジャーナリスト復帰宣言を取り上げていただいた「日刊スポーツ」のこのコラムも今回で21回目。言いたいこと、書きたいことはまだまだ山ほどあり、題材を絞るのが大変だ。

メディアの世界の多様化、拡大のスピードはすさまじく、ますます奥深くなってきていると感じる。政治家の時には「話す」ことが本業だったが、今は「伝える」側だ。自分の発言や振る舞いがどう受け取られるかを測ることはできないので、開き直って、あるがままの自然体でいようと思っている。

そう思い定め、さして緊張することもなく日々過ごしていたが、珍しくドキドキする収録があった。YouTubeチャンネル「ホトゴルフ」だ。シングルプレーヤーの蛍原徹氏との対戦。コースは私のホームコースである葉山国際カンツリー倶楽部。しかも何を隠そう、私は東京都ゴルフ連盟の会長だ。あまりにも心もとないスコアでは面目が立つまい、などなど、去来する雑念を胸に振った第1打は力が入り過ぎて左フック、そして見事OB。それでかえって緊張が緩み、まあまあの成績で上がることができた。ちなみにホトさんは本当にうまかった。

ヘボゴルフをやる以外にも東京都ゴルフ連盟会長としての仕事にも励んでいる。来る7月23日には、立川国際カントリー倶楽部において「第1回東京都ゴルフ連盟ミックスダブルスゴルフ競技会」の開催にこぎ着けた。ダブルスはどのような組み合わせでも可。ご協賛いただいたマルハン北日本カンパニーからは、グループ企業である太平洋クラブのプレー券やMUGENのお食事券など豪華な副賞をご提供いただいた。果たして頂点に立つのはどのようなペアか楽しみだ。

政治という18ホールを回り終え、2ラウンド目に入った。いかなる仕事も新しいティーグラウンドに立ったつもりで真摯(しんし)に、しかし力みは抜いて向き合っていくつもりだ。

ゴルフ競技会のポスターを手にニッコリ。左から東京都ゴルフ連盟の金子茂行副理事長、石原伸晃氏、マルハン北日本カンパニーの岡田全生スポーツ支援部長、丸橋良太チーフ
ゴルフ競技会のポスターを手にニッコリ。左から東京都ゴルフ連盟の金子茂行副理事長、石原伸晃氏、マルハン北日本カンパニーの岡田全生スポーツ支援部長、丸橋良太チーフ