中教審の特別部会は31日、次期学習指導要領の全体像となる審議まとめ案を示した。教育への人工知能(AI)の活用を初めて明記。AI時代を見据え、小中学校から「情報」を教科に組み込み、情報活用能力の抜本的な向上を目指す。小中学校の裁量でこま数を柔軟に編成できる「調整授業時間数制度」を新設。学校の実態に沿った教育課程を組みやすくする。
多くの教科でAIと関連付けた記述があり「AIの適切な活用」と明記した英語では、恥ずかしがらずに話す練習を増やせるとした。算数・数学では、AI学習アプリで個別最適な予習・復習ができるとの例を示した。文部科学省は指導要領の改定を待たず、生成AIの小中高校向けの指針を改定するとしている。
実施は小学校が2030年度、中学校が31年度、高校が32年度以降の予定。

