東日本大震災の復興支援と伝承のため宮城県沿岸を自転車で巡るイベント「ツール・ド・東北2026」が20日、開かれた。全国から参加した約1700人のライダーが再生への歩みを肌で感じ、走り抜けた。時折強い雨が降る中、沿道からは声援が飛んだ。
石巻市や女川町など5市町の65~180キロの6コースを走った。津波で被災した高校の校舎を保存した東日本大震災遺構・伝承館(気仙沼市)や旧防災対策庁舎(南三陸町)などに立ち寄った。各休憩所では地元産のワカメやサンマを使った料理が振る舞われた。
友人と訪れ、8回目の参加となった神奈川県座間市の無職黒木昭広さん(62)は「毎回少しずつ街並みが変わり、道も整備され復興を感じた。地元の人の温かさに触れると何回でも参加したくなる」と話した。
ツール・ド・東北は2013年から開催され、今年で13回目。(共同)

