集英社の週刊少年ジャンプ編集部は10日、公式サイト上で、同誌の人気漫画「アクタージュ」の連載を打ち切ることを発表した。

今月8日、同作品の原作者、松木達哉容疑者(29)が、女子中学生への強制わいせつの疑いで、警視庁中野署に逮捕されたことを受けた措置。

編集部はホームページで「この事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました」と説明。11日に発売される同誌への掲載をもって、連載を終了するとしている。

今回の措置に至ったことについて「非情に残念でなりません」とした上で「事件の内容と、『週刊少年ジャンプ』の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました」「ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりおわび申し上げます」と、陳謝した。