4年前に米フロリダ州にあるマクドナルドのフランチャイズ店のドライブスルーで提供されたチキンナゲッツを食べた子どもがやけどを負ったとして、家族がマクドナルドに損害賠償を求めていた裁判で19日、マクドナルド側に80万ドル(約1億1200万円)の損害賠償を支払うよう命じる評決が下された。

報道によると、事故が起きたのは2019年で、購入した熱々のチキンナゲットが当時4歳だった娘のひざの上に落ちて第2度のやけどを負ったと母親が主張し、1500万ドルの損害賠償を求めていた。現在8歳になった娘のオリビアちゃんは、裁判で太ももの内側に残ったやけどの跡を取り除きたいと証言したという。母親は、パッケージに「やけどの可能性」に関する警告文を掲載することなどを求めていた。

今年5月に陪審は、熱いチキンナゲットでやけどをする可能性について注意喚起することを怠ったとしてマクドナルドとフランチャイズの経営者に責任があると認めていた。陪審は、苦痛や傷跡などけがによる損害賠償40万ドルに加えて、将来的なダメージに対しても40万ドルの支払いを命じたという。

米国のマクドナルドでは1994年にも熱いコーヒーをこぼして第3度のやけどを負った79歳の女性が、訴訟を起こして300万ドルの損害賠償を勝ち取っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)