元自民党衆院議員の金子恵美氏(47)が3日放送のABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。石破茂首相の今後について私見を述べた。
参院選での敗北を受け、自民党の森山裕幹事長、小野寺五典政調会長、鈴木俊一総務会長、木原誠二選対委員長の党4役が責任を取って辞任する意向を石破首相に伝えた。
森山氏は進退について「石破総理に預ける」と話し、進退、辞任については「進退伺だと思います」としていた。
金子氏は「選挙の責任は総裁とそして幹事長だと思うので、幹事長は何かしらの態度を示さなきゃいけないというのはずっと言われてきて。ただ、もう森山幹事長がいなくなったら、石破さんはもう回らない、機能しなくなるということもあるので…。慰留というか、とりあえずは進退伺という形をとっていますが。石破さんの思いも当然、話の中で、2人の中であると思います」と述べた。
一方、石破首相については「『総裁は選挙の責任がある』とこの場ではおっしゃってはいますが、大事な総括の報告書の中に、個々の議員だったり、候補者のたとえば『国民と対話不足である』とかっていう反省点はあるのに、明確に総裁、幹事長の責任というものが強調されていないということが、違和感のある報告書だったと思います」とした。
そして「ご本人が、石破カラー、石破らしさを忘れていたってこの場でもおっしゃっていましたが、政策上の石破カラーは出てなかったですけども、ここにきて石破さんらしさが出てきたというか、しぶとさが出てきたなっていう…。ここで“石破らしさ”を出すか、っていう感じがしています」とチクリ。
「本来は石破カラーって、それこそ選挙の時に方針として出していただく、あるいは政策として具体的に出していただくのが石破カラーだったはずなんですけど、一丁目一番地というものが地方創生なのか何なのか、っていうのが出ないのに、ここはすごく石破さんらしくなってきたって感じがしますね」と強調した。
石破首相自身は「責任から逃れず、しかるべき時にきちんとした決断をする」と発言。一方で、物価高や関税、防災など「道筋をつけた上で決断」とも語っている。
金子氏は「『しかるべき』は本当に使い勝手がいいし、政治家もよく使いますけれども。でも本当に『しかるべき』ってものは、本来もっと前にあった、選挙の結果が出た時も『しかるべき時』だと私は思いますから。もうそのしかるべき時は過ぎているので。つまり、とにかくお辞めになりたくないのでしょう」と指摘していた。

