歌手松山千春(69)が7日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。大腸がんの闘病中で、6日朝に52歳で亡くなった元衆院議員の石川知裕(いしかわ・ともひろ)さんをしのんだ。

石川さんは松山と同じ北海道足寄町出身。「石川知裕君、52歳。石川まだ若かったんだよ。大腸がんっていうことで。本当に残念でならないんだけど」と切り出した。

同じ足寄出身、自民党の鈴木宗男参院議員からは事前に連絡を受けていたという。「石川がどうも危ない状態なんだ、毎日のように行ってみるっていう連絡を受けて。相当、調子が悪くなったんだなっていう思いでいましたけどね。自分とは18歳も年が違います。選挙の時に一緒にやった、応援した間柄でもありますしね」と語った。

そして「やりたかったこと、何分の一、あいつはできただろう。つくづく思います。しかしながら、結婚して子供をつくって家庭を持った。これはこの、国会議員になることよりも幸せなことだったんじゃないかなと。その上で日本の政治、将来についていろいろ語ったり行動してたわけですから」と語った。

続けて「病気も一生懸命戦って。また政治の世界で、選挙でっていう思いがあったんじゃないかなと。知裕、な、一緒に選挙も、また選挙活動もやらせてもらったけど。お前真面目だからな~。もうちょっと宗男さんぐらいな、ユルいところがあれば違ったかもしれなかったのにな。だけど残念で、たまらないです。俺からもご冥福をお祈りするとともに、お前の家族、今はかなしくてどうしようもないと思うけど、1日も早く立ち直って『立派なお父さんだったよね』って言いながら過ごしてくれることを願います。ご冥福お祈りします」としみじみ語った。

石川さん早大卒。小沢氏の秘書を経て、2005年衆院選で旧民主党から北海道11区に出馬し落選したが、2007年3月に繰り上げで初当選した。小沢氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で有罪判決を受けた。2013年に議員辞職。当選3回。その後、北海道知事選や2022年参院選に出馬した。

昨年3月、ステージ4の大腸がんと診断されたことをXで明かし、闘病しながらも政治活動を続けていた。昨年10月の衆院選にも立候補したが、落選した。