フリーアナウンサー小川彩佳は8日夜、キャスターを務めるTBS系報道番組「news23」(月~木曜午後11時、金曜午後11時58分)に出演。自民党内の「石破おろし」の末、石破茂首相が辞任表明したことを受けて今後行われる総裁選についてコメントした。

番組では7日の石破首相の辞任表明会見やその舞台裏、総裁選の出馬が取りざたされる自民党議員のこの日の動向を詳報。街頭インタビューで、どんな人に新たな自民党総裁になってほしいと思うか質問したVTRも放送した。

街頭インタビューでは「断固とした政策に取り組んでいただける方だが、それに見合った政治家が思い浮かばない」「(自民党は)1度は下野した方がいい」「だれもいない。だれがなってもまた同じことの繰り返しなのかな」など、自民党総裁選に対する厳しいコメントが放送された。

小川はVTRを受けて「厳しい声が並びましたけれど」と応じ「実際に、長らく非主流派とされてきた石破首相の就任にも、これで自民党は新しい姿に生まれ変わることができるのか、どうなのかと、いちるの望みをかけた方も多かったと思うが、それでも結局、大きな独自色を前面に押し出すことができないままだった」と、石破政権のこの1年に言及。その上で「国民があれだけ選挙で思いを託した物価高対策が一向に前に進まない現状を見ますと、結局、だれが総理総裁になってもいっしょなんじゃないかという思いがわき上がってきて、当然だと思うんですよね」と指摘した。

小川からコメントを求められた朝日新聞政治部出身のベテラン記者で、TBSスペシャルコメンテーターも務める星浩氏は「今回の総裁選は、今までの総裁選とは別次元になると思いますよ。財政について積極財政か緊縮財政とかという議論をしても、自民党で決まったものが国会で通らないわけですから」と指摘。総裁選での議論を念頭に「夢物語を話しているようなことになるので、そういう点でも、見ている有権者のほうも、非常に冷静にというか、しらけて見ているんだと思いますよね」と、厳しい見方を示した。