小泉進次郎農相は10日の閣議後会見で、敗北した4日の自民党総裁選の結果について、敗因としてさまざまな見方が浮上していることをめぐり「結果がすべて」とした上で「次に向けて、これを糧に、ここから頑張りたい」と語った。

「私に足りなかったものがあり、(総裁の座に)届かなかった」とした上で、「大変ありがたく思っているのは、昨年の総裁選の議員票では75票で1位をいただいたが、今回は80票というお支えをみなさんからいただいた。一方で、党員票については、昨年は3位ということで決勝(決選投票)に届かなかったが、今回は、全国の仲間たちの働きかけも含めて支えていただいた結果、3分の1の党員票を獲得できるところまで、私を押し上げていただいたことで、決勝の舞台に押し上げていただいた」と述べ、支援への謝意を示した。

「私としては、自分に足りなかったものをしっかり見つめなおし、支えてくれたすべてのみなさんに対する感謝を忘れず、次に向けて、これを糧に、ここから頑張っていきたい」と語った。

高市早苗総裁が選んだ執行部人事の顔ぶれの受け止めについても質問が出たが「人事は選ばれた総裁の専権事項。私がコメントすることではありません」として、語らなかった。高市氏は、自身が内閣総理大臣に就任した場合、総裁選で戦った茂木敏充元幹事長や進次郎氏、林芳正官房長官の閣内での要職起用の意向を示しているが、進次郎氏は「(現時点での)要請はありません」と述べた。

連立政権からの離脱の可能性が高まっている公明党についての質問も出たが「政治状況の詳細を把握している立場ではなく、コメントすることはありません」として、発言しなかった。