政治ジャーナリスト後藤謙次氏が、12日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)にVTRで出演。公明党の斉藤鉄夫代表から連立政権離脱を伝えられた自民党の高市早苗総裁について、私見を述べた。
番組で後藤氏は、連立拡大を図った高市総裁が就任直後、国民民主党の玉木雄一郎代表と極秘会談したと報じられたことなどが、公明党内の不信を招いたと分析。「総裁に決まった直後に国民民主の玉木さんと会ったり、榛葉幹事長と麻生太郎氏があったり、完全に公明党はなきがごとき。初手で間違えましたね」と解説した。
さらに、高市氏を支援した麻生太郎副総裁が23年に、安保法制で慎重姿勢の公明幹部を「がん」と呼んだことや、「第2次麻生政権」とささやかれる今回の党役員人事についても言及。鈴木俊一幹事長が麻生氏の義理の弟であることを念頭に、後藤氏は「鈴木さんが大きな判断をするということはとても考えられない。司令塔は麻生さん、実動部隊は萩生田さん。萩生田・麻生両氏で決めた物事に対して、幹事長のはんこを押すというのが鈴木さんの役割」と述べた。
また「今度の麻生さんがやったとみられる人事でも(公明党側は)『自分たちの嫌がることを何でやるんだ』という思いも強くありましたし、まさに信頼関係が崩れた、ということですね。麻生さんの要求を取り付けることによって総裁選の戦略に沿った結果が、今日(の連立解消)を招いているんじゃないですか」と指摘した。

