10月1日盛岡のダービーグランプリ(M1、ダート2000メートル)に向け、無敗で南関東3冠を制した大井のミックファイア(牡3、渡辺和)が26日、大井競馬場の本馬場で最終追い切りを行った。

同じくダービーグランプリに向かう大井のタイガーチャージ(牡3、鈴木啓)の外に併せて軽く追われ、最後は首差先着。見届けた渡辺和師は「予定より速くなりましたが、相手なりで楽に時計も出て、動きもよかった。休み明けだけど、それなりの状態。あとは輸送と左回り、いろいろ克服しなければならないことはありますが、秋初戦、いいスタートを切ってほしいですね」と話した。

デビュー6連勝でジャパンダートダービーを制した後はミッドウェイファームで夏休みを兼ねて調整され、1週前追い切りを終えてから帰厩。目標に掲げた11月3日大井のJBCクラシック(Jpn1、ダート2000メートル)、その先には12月3日中京のチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル)も見据えて始動する。