土曜中山では秋華賞トライアル紫苑S(G3、芝2000メートル、7日、3着までに優先出走権)が行われる。重賞に格上げされた16年以降の8年間で、前走オークス組が13頭馬券に絡んでいるが、クリスマスパレード(牝3、加藤士)はダートの関東オークス(9着)からの参戦。2戦2勝と得意の中山で牝馬3冠最終戦の切符を狙う。
「挑戦する価値はあった。馬体からもダートは試してみたかった。結果的には合わなかったけれど、ナイターでも落ち着いて歩けていたし、いい経験になった」と伊藤助手。関東オークスの後は、夏場の充電で体もふっくら回復した。「器がしっかりして、いい稽古ができている」。1週前追い切りはウッド3頭併せ。内から先に抜け出したコラソンビート(京成杯AH出走)にじわじわと差を詰め、ゴール後にかわし去った。日曜にも坂路で時計を出して調整に狂いはない。
中山では新馬戦と水仙賞を牡馬相手に連勝。いずれも2番手から4角で早めに先頭に立って押し切った。オークスの権利を懸けたフローラSは不利な大外枠から序盤でやや折り合いを欠きながらも差のない4着。厩舎期待のキタサンブラック産駒が、春の無念を晴らす時が来た。【岡山俊明】

