“強い”以外の形容詞を考える時間すら与えてくれなかった。

24歳の若さで2度目の優勝を飾った大の里。これだから大相撲は面白い。そして、これからの大相撲は面白い。優勝を決めた取り組みはまさにそう感じさせてくれるものだった。静止した状態、いわば0の状態から瞬間的に規格外の爆発力を出す。当たり前のことだが、常人にはまねできない芸当だ。

そしてそして…、私は思わず連想してしまう。競馬の世界も似ているなと。若きものの躍進。これもそうなのだが、考えたいのは筋肉の使い方の部分。脚をためるとはうまく言ったもので、その馬ごとに出せる出力の合計値が決まっている中、ベストなタイミングがくるまで使える筋肉を残しておかなくてはならない。

競馬の面白いところはこれを馬と人という、違う生き物の間で成功させないといけない点にある。運動会で見かける二人三脚ですらまともに走るのが難しいことを考えると、難易度の高さは想像できるだろう。まさに人馬一体、2つの歯車をがっちりとかみ合わせないといけない。しかし、これが達成された時、競馬ファンを興奮させる強烈な加速が姿を現すのである。その時の競走馬の脚の筋肉はたまらない。あの力強さとしなりの緩急のついたハーモニー。以上筋肉フェチからでした。

ということで今週も的中を目指して中山メインのオールカマーの予想をしていく。

◎ステラヴェローチェから狙いたい。差し馬、追い込み馬が勝負の鍵を握りそうなこの一戦。横山典弘騎手がほどよく前の方の競馬を選んでくれれば、この馬が面白くなりそう。馬連(5)から(1)(4)(11)。ワイド(5)から(2)(7)(8)(12)(14)で勝負。

 

◆シュンヤ 日刊スポーツを愛読する若き競馬予想家。12月9日、大阪生まれ大阪育ち。好きな馬はノームコア。就職試験でJRAの採用試験を受験するもあえなく撃沈し、現在は夜の仕事に励んでいる。好きなサッカー選手はリオネル・メッシ。尊敬する記者は高木一成記者(前東京本紙担当)。春のG1シーズン、夏競馬で負けまくったが、先週のセントライト記念は◎コスモキュランダから馬連3点で的中し、徐々に調子は上向いてきた。