2番人気のキングストンボーイが5馬身差の圧勝劇を演じ、南関東への転入初戦を重賞制覇で飾った。御神本訓史騎手(43)は21年以来2度目、渡辺和雄調教師(52)は初の勝島王冠制覇となった。
外3番手キープから迎えた3角コーナー過ぎ、内に1番人気サヨノネイチヤを見ながら2頭で抜け出した。昨年覇者との争いになる中で手応え抜群。残り1ハロンで決着をつけると、あとは力を示すように差を広げた。御神本騎手は「背中がよく性格も真面目でいい子。1頭強い馬がいて、ガチンコ勝負でどこまでやれるかと思ったけど、こんなに強い内容でびっくりしてます」とうなった。渡辺和師にとっては「張りが良くて、馬を見れば見るほど、やれるんじゃないかと」と期待していた一戦。12月29日大井の東京大賞典(G1、2000メートル)の権利を獲得し、「今日の勝ち方を見ると考えなきゃいけないですね。オーナーサイドと相談します」と話した。【渡辺嘉朗】

