27日(日)にシャティン競馬場で行われる香港チャンピオンズデー3競走、芝1200メートルのG1チェアマンズスプリントプライズ、芝1600メートルのG1チャンピオンズマイル、芝2000メートルのG1クイーンエリザベス2世Cの馬券発売が発表されました。
ドバイから帰国して間もないロマンチックウォリアーの姿こそないものの、3つのG1競走にノミネートされた39頭の内、G1ウイナーは約4割の16頭を数えています。
この中で最もたくさんのG1を勝っているのが、オーストラリア調教馬で、G1チャンピオンズマイルが国際舞台に初登場となるミスターブライトサイド(せん7、B、W&JD・ヘイズ厩舎、父ブルバーズ)です。
軽快なスピードを武器にこれまで43戦19勝、2着11回。制したG1は9つで、一昨年10月のG1コックスプレート(芝2040メートル)では、直線強襲したロマンチックウォリアーと鼻面をそろえてゴールイン。結果は鼻差2着でしたが、非凡な才能を見せつけました。
実はこの馬、1歳時のセリでピンフッカー(育成・調教を施した後に再売却する中間業者)に売却されたものの、翌年のセリで思うような価格に届かず、中ぶらりんになっていたところを生産者が見つけて、オンラインオークションを通じて日本円で約71万3000円(約7750豪ドル)という捨て値で買い戻した馬。
ニュージーランドのデビュー戦で5着したのちオーストラリアの馬主シンジケートに売り渡されるや、誰もが驚く大出世。積み上げた賞金総額は買い戻された金額の2200倍以上になる約16億円(1738万豪ドル)にのぼっています。
管理するのは香港で厩舎を開業し、チェアマンズスプリントプライズの大本命馬カーインライジングを擁するD・ヘイズ師の3人の息子たち。親子G1連勝をもくろんでいます。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

