先月3日調教師を引退した国枝栄元調教師(70)が7日、補充員として現場に復帰し新たなキャリアをスタートさせた。

この日は小島厩舎の調教ルーティンを1から学び、調教前後の馬の手入れやカイバつけなどにいそしんだ。5月からは馬の調教と厩務を担当する調教厩務員として、精力的に調教にも騎乗する見込みだという。

初めてづくしの1日を終えた国枝厩務員は「疲れたよ。小学1年生になったみたいだね。寝わら上げなども1から始めて。実際に自分でやるとなると初めてのところだし、流れが違うので段取りに慣れるまでは時間がかりそう。戸惑いもいっぱいあったので、軌道に乗るまでは1カ月くらいかかるとと思う」と初日の業務を振り返った。

名伯楽をチームの一員として受け入れた小島師は「僕も楽しみですよ。今まで目で見て判断するところから自分で触って、乗ってという風に変わると感度も上がると思います。それをやりたいというのが先生からも伝わってくる」。互いの感覚を突き合わせ、さらなる厩舎力の向上を見据えている。