3歳ダートの頂点を目指せ! 1着馬にジャパンダートクラシックへの優先出走権が与えられるレパードS(G3、ダート1800メートル、9日=新潟)の最終追い切りが5日、東西トレセンで行われた。
「追い斬り激論」では東西の有力馬2頭に注目。東京・井上力心(よしきよ)記者が青竜Sを快勝したドンエレクトス(牡、高木)、大阪・原田竣矢記者はユニコーンS・2着の素質馬メルカントゥール(牡、杉山晴)をそれぞれプッシュした。
◇ ◇ ◇
井上 2年前の覇者ミッキーファイトをはじめ、過去の勝ち馬には出世馬がズラリと並ぶ。
原田 今年も骨っぽいメンバーがそろいました。追い切りはどうでしたか?
井上 美浦ではドンエレクトスが絶好だったよ。
原田 時計はウッドで5ハロン67秒5-11秒4(馬なり)ですね。
井上 3頭併せの中央からグイグイとハミを取って僚馬2頭を手応えで圧倒した。荻野極騎手も「動きは軽そうで追走も楽でした。並んでからも反応しそうで十分動ける状態です」と申し分ない感触だった。
原田 もまれ弱かったり、少し気持ちが繊細な馬なんですよね?
井上 そこが一番の課題なんだけど、今日は真ん中でタイトな中でもやる気に満ちあふれ、気持ち良く走れていたのがものすごく良かったと思う。
原田 注文がつくタイプでもキャリアを9戦重ねて7連対、かつ掲示板外は1度のみなんですね。
井上 そうそう。鞍上も高木師も認めるようにそこは確かな能力なんだと思う。もまれない位置を取れるテンの速さもある馬。今回もチャンスは大きいはず。
原田 僕はメルカントゥールを推します。
井上 栗東坂路で4ハロン55秒5-13秒1(馬なり)。だいぶ軽めでしまいもかかっていたけど?
原田 全然大丈夫ですよ。単走で強度は求めず体を大きく使って、ストライドの伸びた走りができていましたからね。相変わらず身体能力の高さが感じられました。
井上 ここまで全く底はみせていないもんね。
原田 そこが魅力ですよね。4戦してパーフェクト連対ですし、ユニコーンSではのちに東京ダービーで2着に好走するシルバーレシオを相手に首差2着。安定した成績を残してもなお、房野助手は「ポテンシャルだけで走っていた」と伸びしろを伝えています。
井上 さらに上がっている感じなの?
原田 もちろんです。中間はもたれ癖や頭を上げる面の修正に努め、同助手は「体を使えるようになってきて乗りやすくなってきた」と成長を実感。暑い時期ですが「具合はいい」と体調も万全です。
井上 他にも本当に目移りする馬は多いよね。
原田 ですね。将来のG1取りが見込めるような、ハイレベルなレースが期待できそうです。

