千葉・金谷 45cm級クロダイ14匹大フィーバー

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<磯&砂浜&堤防パラダイス>

 春一番が吹いて、そろそろ寒い冬もサヨナラの気配。内房・金谷では先月3日から「日刊フィッシング・サーキット」クロダイ予選が展開されている。ルールは1匹の長寸。上位14人がゴールデンウイーク最後の5月6日に行われる決勝に進出できる。これから大型が釣れるころ合いでもあるので、誰もが安心できない。そこで、日刊釣りペン・クラブの磯マスター、鵜澤政則さんが、仲間を引き連れて金谷の沖磯に挑んだ。

 金谷の磯クロダイ予選。2~5月まで続く恒例のロングランサーキットだ。1匹の長さで競う。例年、4月後半が大型のオンパレード。前半にすばらしい記録を残していても、GWであっさり逆転されることもあるので、参加者は最後まで気を抜かず、マメに通って勝負に徹しないと足をすくわれてしまう。

 今回は、私と同じく日刊釣りペン・クラブ会員の飯村健治さんと、そろそろ乗っ込みに入ると予測して金谷のリサーチに行ってきた。

 この日上がったのは、南にある平島。例年、乗っ込みは南から北に上がってくる。早めの時期はカブト岩以南の磯で、1番人気は平島。その後、徐々にカブト岩からイタド島方面がターゲットになる。でも、この時期、イタド島方面でも可能性は十分にある。どの磯に上がろう、どこを攻めようと渡船前に思案する。その磯師の悩みが楽しいのだ。

 今回は仲間数人と平島に上がった。本命ポイントは陸向かいの砂地。数人はここに入った。私は“マイ・フェイバリット”の南側の二子向かいに入った。クロダイを狙う磯師は基本、偏屈なのである。

 今冬は例年になく、メジナが多い。しかも30~40センチの良型ばかり。ここでも最初からアタックしてきて、ギンギンに引く。うれしい現象だが、何しろ狙いはクロダイ。強い引きがうれしいやら残念やらである。

 潮が「引き」から「上げ」に変わったころから、砂地ポイントで40センチ弱が出始めた。まず同行したのは根本さん。1匹、続けてもう1匹と連続ヒットだ。続いて隣で釣っていた早野さんが、同型を連発した。

 それまで当たらなかった飯村さんも、同じ場所で45センチを釣り上げた。その後、同じポイントで釣っていた内山さんにも、同型がきた。次から次へとヒットが続き、なんと2時間で合計14匹の大フィーバー。みんなニコニコ大騒ぎである。

 そんな中、私は意地を張って朝からずっと南向き。最終的には、良型メジナとみんなの写真撮影で終わってしまった。この南向きも、濁りが入れば面白い。過去、自分でも何十匹も良型を釣っているから、これくらいでは見捨てないで、次回もここを狙うだろう、これがクロダイ目当ての磯師の偏屈さ、意地である(寂笑)。

 釣りの前日に見た占いの「明日は決めた通りに考えを押しとおすと吉!」を信じすぎたか。でも、これも釣りである(泣笑)。

 この日の平島は、正午近くの上げ三分から五分がフィーバータイム。次々に良型が上がり、久しぶりの金谷名物「クロ入れ食いフィーバー」だった。

 徐々に北側のポイントが良くなる。狙いは前日に大型が出ていないポイントだ。残りものに福があることが多い…かも(笑い)。

 悔しいのでリベンジを画策している。ただし、次はカブト岩か? イタド島なのか? はたまたもう1度平島を選ぶか? どうやら悩みは尽きない。

<鵜澤チェック>

 ▼ウキ 同行のみんなが使っていたのは、カヤでできた超長い棒ウキ「金谷ウキ」。風のある日には、しっかりとポイントに止まる。かなり有効である。システム的には似たキザクラ「D-SUS」シリーズも使いやすい。

 ▼タナ 潮温は低め。狙いはベタ底ではなく、底をやや切るくらいから宙層まで。アタリが出にくいのは、エサを食ってまた次のエサを求めて上に食い上げるからだ。ややウキ下を浅くしたほうがベター。よりはっきりとしたアタリが出る。

 ▼連発 乗っ込みで浅場を移動中なら、群れていることが多い。1匹釣れたら、続いて数匹釣れることが多い。1匹釣れたら手返しよく釣りたい。逆に最初バラすと、群れは逃げてしまう。1匹のバラシは、数匹のバラシに相当する。あまり細いハリスは使わない方がいい。この日は1・7~2号のハリスを使っていた。

 ▼頑丈タックル 内房は、水深が浅くて海藻が多い。魚が海藻に突っ込んで絡んでのバラシが多いことから、強引に寄せたほうが良い結果が出る。そのためにはやや強めの1・2~1・5号級のサオと太めのハリスを使いたい。少しでも濁りが入っていれば、多少太いハリスでも食ってくる。

 ▼鵜澤さんタックル サオ=ダイワメガデイス1・5-5・3m、リール=トーナメントISO2500LBD、道糸=バリバスゼロフカセ2号、ウキ=金谷ウキ(ハリス3メートルとガン玉G5を2つ)、もしくはキザクラD-SUS MACRO-3BとD-SUS43B(同4メートルで同G6を2つ)、ハリス=バリバスプレミアム1・7~2号、ハリ=チヌ1~2号、グレ5~7号

 ▼渡船 金谷「岡澤釣具店」【電話】0439・69・2232。渡船時間は季節によって違うので要確認。料金は4000円。予選は5月5日まで。クロダイ1匹の全長(同寸の場合は重量)審査で14人を選出し、翌6日に決勝を実施する。渡船料金のほか参加料は1000円。1回登録すれば、期間内なら何度でも挑戦できる。

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  • さすが飯村さん。2つのトンネルが陸地側の目印になる
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