茨城・鹿島沖 イカメタルで18匹、ヤリイカ浅場へ

  • イカメタルで一荷もあるよ
  • 従来のプラヅノでは5点掛けも出た
  • これがイカメタル。25号のナマリスッテ(左)と4号の浮きスッテ

<パパかっこいい! 大人の釣り>

鹿島沖では大盛況のヤリイカが浅場に突っ込んできた。話題のイカメタルはどうなの?

ロックバンドではない。イカメタルとは、重いナマリスッテ(20~30号)をハリスの下につけて、軽い浮きスッテ(3~4号)を装着する釣り方だ。バスの「ダウンショットリグ」のシンカー(オモリ)にもハリがついているイメージで間違いない。

鹿島「第三幸栄丸」では水深60~70メートルの浅場にヤリイカが群れをつくるようになり、イカメタルの利用者がじわじわと増えてきた。従来のオモリ150号で沈める胴突きタイプのプラヅノ(11センチ)とは、オモリに差があるため、イカメタルでの挑戦者はミヨシ(船首)でスピニングリールを使って、遠投するなどしてオマツリ防止をしている。

釣り方は独特だ。着底させた直後、シャクり(サオをはね上げるアクション)を入れた瞬間に乗っていることもある。しばらくシャクって2~3秒後にヤリイカが抱きつくケースもある。速い誘いよりも余裕を持ってスッテを認識させるほうが有効のようだ。

数を伸ばす人は、浮スッテの代わりにプラズノを装着したり、ナマリスッテの色を白、黄色、赤、緑、ピンクなど多種を切り替える工夫もみえた。まだ開拓中の釣法だが、今後4月に入って産卵のためさらに浅場に群れが入ってきたときに、手返しの早さから数は伸びていきそうだ。

取材日は21日。プラヅノでは最多が50匹、イカメタルは18匹。タコボウズ記者(寺沢です)はようやく最後で2匹一荷でとれた。研究余地もあり、これからが楽しみだ。

▼鹿島「第三幸栄丸」【電話】0299・82・2775。ヤリイカは午前5時出船で氷付き1万2100円。エア注入生きたヤリイカ1匹のパックサービスもあるよ。昼食に提供していたカレーライスは一時中断します。