大正製薬がリリースした「糖質マップ」。医療機関のみならず糖尿病がある人にと誰でもネットがあれば簡単に利用できる。その狙いを同社プロダクトマネジメント部の長沢由香さんに聞いた。

「近年の家計調査では食料品に占める調理食品への支出や菓子類の支出が増えているという背景、そして糖尿病の食事療法の継続は“実行しやすさ”がポイントと考えて、いわば個別化対応の発想から開発しました」。

糖尿病で視覚の障害がすすんだ人でも見やすいように文字を太く、わかりやすさを工夫したという。冷蔵庫や玄関に貼っておけば、昼ごはんはカレーライスもいいけれどミートソースパスタのほうが糖質は低めだなと、気がつくわけ。

「糖質」は「炭水化物」から「食物繊維」を除いたものの総称。体や脳の活動エネルギー源だ。しかし糖質のとり過ぎは逆に血糖値が急上昇。過剰な糖質が中性脂肪として蓄えられて肥満の原因となるといわれている。

いっぽう「カロリー値(エネルギー)」にも考慮されている。「居酒屋」「コンビニ」等のシチュエーションも設定できることで、自分のライフスタイルに合わせると大変便利。同社にはさまざまな反響が寄せられているとか。

長沢さんが続ける。「糖質マップをポスターにして、診療に活用していただいたりとさまざまです。これまでになく面白い、楽しめるといった声もいただきました」。「糖質」が気になる人におススメだ。