糖尿病治療で知られる「下北沢病院」栄養科の石田千香子科長がこうアドバイスする。

「リンゴを食べるよりジュースのほうが血糖値はあがりやすい理由は、かんで食べることで時間もかけられて食物繊維も壊れていない、液体は体に吸収されやすいため。全体的に糖分の入っている飲み物は控えたほうがよいのです」。

では間食は?

「お菓子の場合もケース・バイ・ケースです。甘いものでも単なる砂糖に比べてチョコレートのほうが上がりにくい。これは脂肪分があるからですが、どうしても甘いものが食べたいという人には少量のチョコレートを、というふうにお話しすることもありますね」。

大福や団子よりシュークリームのほうが血糖値の上がり方はゆるやかだそう。

この時期多い「宴会」はどうか。

「CGMで血糖値を測定していると、今夜の宴会でずいぶん血糖値が上がっただろうな、と心配する人が少なくありませんが意外に数値は上がっていません。宴会では時間をかけてゆっくり、おしゃべりしながら食べています。アルコールはたくさん飲むとよくありませんが、蒸留酒などでは控えめにすればむしろ血糖値は上がりにくいです」。

食べると肝臓では糖分をつくろうとする。アルコールはそれを抑えるため血糖値はあまり上がらない。とはいえ飲みすぎはインスリンの効きを悪くする。量については主治医と相談してほしいとのことだ。